10回で気分がよくなり、20回で見た目が変わり、30回で新しい体を手に入れる
ージョセフ・H・ピラティスー
ドイツ生まれのジョセフ・H・ピラティスは子供の頃くる病、喘息、リウマチ熱に悩まされていました、これらの病気を克服する為、ボディービル、体操、スキー、ダイビングなど体質を強化するための基礎を独自で学んでいました。彼の父親は受賞歴のある体操選手であり、母親は自然療法医でした。これは、運動と療養の分野を追求する彼の人生に大きく影響を与えた可能性があります。
1912年イギリスに移住、警察学校やプロボクサー、サーカスのパフォーマー、護身術のトレーナーとして生計を立てていました。
第一次世界大戦時にイギリスに強制収容され、そこで彼は収容所にいた動物、とくに猫の動きを研究「頻繁なストレッチが猫たちに活力を与えている」と結論付け、筋肉を伸ばすための運動を考案し仲間の囚人にトレーニングを指導。彼に指導された人は収容前よりも強くなると自慢していました。その後「Contrology(コントロロジー)」と呼ばれる革新的なボディコンディショニング方法を開発。ベッドからバネを取り、寝たきりの運動器具を改良し初期のリハビリテーション機器を考案、重傷を負った退役軍人のリハビリテーションを行っていました。これらは今日も使用しているリフォーマーやマジックサークルの始まりでした。
1925年頃ピラティスは米国に移住。アメリカへの船で、将来の妻クララに出会います。二人はニューヨークにスタジオを設立。クララはピラティスのエクササイズ方法を進化させ、エクササイズ機器を発明、ピラティスメソッドの開発と指導を支援する上で不可欠なパートナーになりました。1960年代まで生徒たちに直接指導し、ピラティスメソッドの教師になる多くのトレーナーを育成しました。
ピラティス氏が考案した「コントロロジー」という身体哲学は、心を使って筋肉を制御することを奨励し、体のバランスを保ち、脊椎をサポートするのに役立姿勢の筋肉に注目しています。特に、ピラティスのエクササイズは、呼吸と脊椎の調整を意識する事を教え、胴体と腹部の筋肉を強化します。
彼は精神的健康と身体的健康が互いに不可欠であると信じていました。
20世紀前半にこの独自メソッドを生み出したピラティスは、フィットネス界では伝説となっています。
sincere pilatesではジョセフ・H・ピラティス氏のピラティスメソッドを正式に継承している団体の資格を有したトレーナーが指導いたします。
ぜひ一度本格的な「コントロロジー」を体験してください。